◎お寺でカードゲーム?!
去る2020年1月28日。
かねてよりオファーのあった「SDGs おてらネットワーク」さんとお寺でのSDGs de 地方創生体験会と、issue+design代表筧の講演会をミックスする形で実装された「仏教×SDGs de 地方創生セミナー」。
お話は、会場となった福岡光薫寺小林住職が、東京までお越しいただき、お寺の利活用の未来と、仏教の教えとSDGsがいかに親和性が高いか、と言う熱い熱い思いをぶつけにいらしてくださったことからご縁が生まれました。
(例の如く、まずは土地の文脈を探りにまち歩き。JR博多駅のこの3つのポストのなかで、一番郵便物が入っているのはどれかな?と物思いにふける)
(今回お手伝いいただく公認ファシリテーターとの打ち合わせは、博多駅にある食パンの人気店「むつか堂」。どんな会にしようかと、最近の情報交換などをしながらもぐもぐ語らいます。)
◎場所がもたらすもの
現代社会において、一般的にはあまり足繁く通う場所ではないお寺も、お取り組みでお邪魔するとなるとちょっとした社会科見学です。
(掃除が行き届いた導線を進みながら)
(裏導線からのプローチなどをしげしげ眺めながら、日頃教えを説く住職の気持ちを想像してみたり)
オフィス、貸し会議室、イベントスペース、などなど、様々な場所で開催してきた本ゲーム型研修ですが、お寺での開催は初体験。不思議な高揚感に包まれると同時に、どこかありがたい気持ちになるから不思議です。
◎ゲームセッションスタート!
いよいよお寺でのカードゲーム型研修のスタートです。
(つい拝んでしまいたくなる、企画者の小林住職の有難いお話からスタートし)
(自己紹介などをしながら場を和ませていきます)
(立場や年齢、性別をこえて対話が生まれます)
(複数の住職が集まると、不思議なパワーを感じます)
面白かったのが、この取り組みを聞きつけ、神社の宮司さんも本ゲームに参加してくださったことです。まさにカードゲームを通じて神仏習合が相成り、どの教えでも重要視している、語らうことや伝え合うこと、感じ合うことを、皆で地域の未来を考えながら楽しく体感した次第です。
◎編集後期
(様々な職業、バックグラウンドを持つ公認ファシリテーター仲間と)
この取り組みを通じ、
「プレイヤーカードなのか、資源カードなのかわからないが、ここにお寺や住職、神社や神職といった名前が出てくるようにならなきゃいかん。私たちはそう言う存在にならなきゃいかん。」
と言う、深い気づきと、具体的なアイデアが生まれたことは、大きな大きな収穫でした。
今あるカードの世界観だけに固執せず、良い方向にゲームをカスタマイズしていくことで、引き続き皆さんに楽しんでいただける取り組みになるよう、事務局一同精進して参る所存です。
引き続きご注目くださいね!
P.S.
今後もお寺でのアクション、続けていきたいと思います。
(issue+design 小菅)