◎公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)さんとの出会い
・SDGs de 地方創生カードゲームの東京体験会に、参与の方がご参加いただいたこと
・本ゲームの共同開発パートナーであるissue+designのオフィスが本部と目と鼻の先だったこと
がご縁で、急速に関係を強化してきた、日本有数のプロスポーツ団体である「Jリーグ」。
「J全体としても、各クラブも、ホームタウン構想を掲げていて、様々なステークホルダーとのつながりや取り組みを、さらに強化していき、地域に取ってなくてはならない存在になりたい」
とする想いに、本カードゲームがぴったりはまり、協働の取り組みはスタートしました。
体験会に参加してくださった参与自身が公認ファシリテーターの資格を取得いただくことからはじまり、Jリーグが仕掛ける「シャレン!」事業へのゲスト参加、全国各地域のクラブチームとのゲームセッション、理事による地域での講演などなど、様々な取り組みをご一緒してきた次第です。
◎石川県金沢市で開催された北陸地方のクラブとの親睦
「ゲーム体験会の開催だけでなく、ぜひ前日から行われる打ち合わせや交流会から参加してほしい!」
というご依頼を受け、石川は金沢へ足を運び、クラブチームのホームタウン構想の中での取り組みなどを聞かせていただきながら、クラブチームが持つ役割や、課題、アイデアを語らいます。
一通り意見交換した後は、地元金沢で人気のクラブ「ツエーゲン金沢」さんが運営するスポーツバーなどで懇親会。
(ツエーゲン金沢代表取締役GMの西川さんとパチリ)
(普段は勝ち負けを争うチームのホームタウン担当メンバーも、この日は地域の未来を一緒に考える仲間として、ワイワイ乾杯!)
(後に、自身も公認ファシリテーター資格を取得することになる、Jリーグの鈴木部長)
前夜祭に参加すると、一気に距離が縮まり、翌日のゲームがとてもとても楽しみになりました!
◎SDGs de 地方創生 for Jリーグ 金沢セッション
案の定、前日から温まっていたメンバーの熱量は申し分ない状態でゲームイン。
特徴的なのは、ホームタウン担当者なので、声の通りが皆良いということ。「この人材足りないよー!」「うちお金ならなんとかなるよ、声かけてね」ゲームの中でもチームワークが光ります。
(公認ファシリテーターも、この熱狂に時に茫然 笑)
ゲームの盛り上がりもさることながら、ただクラブの現況をシェアし合うだけでなく、一緒に対話をし、アイデアを出し合い、時に刺激し、時に協力し合うことで、もっともっとプロサッカーのクラブは発展できる。そんな空気をご一緒してきた次第です。
◎ついに本丸!Jリーグ本部でのゲームセッション
2ヶ月半後のクリスマスイブ。
各地域でのゲームセッションの流れを組む形で、東京は文京区本郷にある本部での開催が実装されました。
(小1から高3までサッカー小僧だった小職も、聖地巡礼よろしく気分が上がります)
(エレベータースイッチや)
(入館証も思わずパチリ)
(Jリーグとの取り組みには、公認ファシリテーターでもある、東北芸術工科大学山縣准教授にもご協力いただき、念入りに下準備)
(関東近郊のクラブチーム関係者、Jリーグ本部の職員、理事らも相まって、地域の未来を一緒に考えながら活動していきます!背広組も、ジャージ組も、みんなが一緒になって楽しみながら考える。これがこのゲームの一番のバリューですねー)
(カードを隠し持つ参加者なんかも登場しながらも、地域の状況は後半みるみる上昇。声を掛け合う文化は、やはりここ本部も一緒で、スポーツの世界特有なのかなーとひとりニヤニヤして見ておりました)
◎編集後記
野球、サッカー、バスケット。
ここ数ヶ月は、こうした人気プロスポーツも、コロナ禍でたくさんの我慢や難しい判断を迫られてきました。
ビフォーコロナ時代に実装した本ゲームが、こうした難局を乗り越えんとする際に、対話や協働の大切さに気づいてもらう場になったことを願って止みません。
地域で重要な役割を持つプロスポーツ。
本取り組みを通してまた新しい関係を模索していきたいと思います。
(issue+design 小菅)